小樽市内各所で現在、「第15回小樽雪あかりの路」(2月7日~16日)の開催に向けた「ワックスボウル」作りが、ボランティアらにより進められている。
ワックスボウルは同イベントに欠かせないものの一つ。主に使用済みのろうそくから芯などを取り除き、火にかけた鍋に入れ液状にする。その中に水風船を潜らせ、ボール状になったろうから水風船を割って取り出す。最後に、落ち葉や花びらなどで飾り付けを行い、もう一度、ろうにくぐらせて完成させる。
真光寺(末広町)では小樽青年会議所・地域創造委員会の委員らがワックスボウルを製作中。夕方から5時間くらい製作に当たり、1日に30個~40個のワックスボウルを完成させている。イベント開始までに200個を製作し、主に同会議所が担当する手宮線会場・小樽JC広場に飾るという。
イベント期間中は手宮線会場色内広場内に「ワックスボウル製作体験コーナー」も開設。1個800円で製作でき、持ち帰ることができる。