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小樽の老舗手宮市場をホテルとして復活へ 100年の歴史を継ぐ

現在の手宮市場の外観

現在の手宮市場の外観

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 昨年3月に閉場した手宮市場(小樽市錦町)の建物を、国内でホテルや短期滞在型マンションを経営するエムアンドイーインターナショナル(東京都新宿区)が取得し用途変更のうえホテルとして再生することが分かった。

 手宮市場の歴史は古く、1917(大正6)年に開設。以来、市民の台所として親しまれてきたが、昨年3月、惜しまれながらも閉場した。市場は、重要文化財旧日本郵船小樽支店や運河公園、小樽市総合博物館などが隣接し新たな観光資源として注目される北運河地区から徒歩数分の場所にある。現在の建物は1994(平成6)年に改築されたもの。新たな小樽観光の拠点として、同社が旧手宮市場の外観をそのまま残しホテルとして改修する。

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 同社経営管理室室長の岩本公博さんは「小樽は観光名所の運河が有名だが、それ以外にも多くの歴史遺産や古き文化が感じられ、落ち着いた昔ながらの雰囲気が広がっている。北運河地区もそうした地域の一つ。その近隣にホテルを造ることで、北運河の魅力を再発信していきたい」としたうえで、「100年も人々に愛されてきた手宮市場の外観をそのままにホテルを運営することで、地域活性・雇用促進など小樽市の観光発展に寄与していきたい」と力を込める。

 工事は8月からを予定し、年内の開業を目指す。ホテル名は「ホテル小樽」を予定、客室数などは未定。

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