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小樽水産高出身・亀山英輝投手、札大野球部から徳島インディゴソックス入団へ ドラフト目指す

亀山英輝投手

亀山英輝投手

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 札幌大学野球部は11月19日、同部4年の亀山英輝投手(小樽水産高出身)がプロ野球独立リーグの四国アイランドリーグplusに加盟する徳島インディゴソックスに特別合格したことを発表した。

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 亀山投手は、小樽出身。小樽市立銭函中学校軟式野球部に所属し、地元の小樽水産高校情報通信科に進学。野球部に入部すると、軟式球から硬式球に握り替えて間もない一年生の夏の大会からベンチ入りし、投手としてだけでなく、内外野も守り、チームの南北海道大会出場にも貢献した。学業面では、電気系やIT系の資格を取得し、就職に備えたが、野球を続けたいという思いが強くなり、札幌6大学野球の強豪・札幌大学に進学し、野球部に所属。1学年数十人、全体で100人を超える部員の中で頭角を現し、3年の春季リーグから投手として出場。最速148キロの速球主体の投球でチームに貢献し、注目を浴び始める。

 大学卒業後も野球を続けたいと思ったのは、3年の秋からで、当初は法学部で学んだ知識を生かし、公務員を目指して準備をしていた。公務員として働きながら地元のクラブチームで野球を続けることを望んでいたというが、大学4年の時に受けた公務員試験は不合格。1週間ほど考えた後、野球人としてより高いレベルでのプレーを希望し、チームや知人、家族のアドバイスや後押しもあり、独立リーグの門をたたいた。

 亀山投手は「目標はNPB(日本野球機構)のドラフト会議で指名されること。そのために、速球155キロを目標にし、変化球の精度も磨いていきたい。プロ野球選手になって、『あの時、公務員試験に落ちて良かった』と言えるようになりたい」と、力強く話す。

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