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小樽潮陵高出身の独立リーガー、ドラフト前に引退決意 話題の北大出身左腕、新たな道へ

現役時代の三木田龍元投手

現役時代の三木田龍元投手

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 小樽潮陵高出身の独立リーガー左腕・三木田龍元さん(新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ)が、10月17日に開催されるプロ野球ドラフト会議を目前に控えた9月24日、引退を表明した。同校初のプロ野球選手誕生なるかと注目を浴びていた。

 三木田さんは、小樽潮陵高野球部時代に、投手などとして活躍。最後の大会として臨んだ夏の甲子園の予選では、エースナンバー「1」を背負い、チームを南北海道大会に導いた。高校卒業後は、北海道大学医学部に進学し、野球部に所属。札幌6大学野球リーグ1部でも投手として活躍し、独立リーグのトライアウトを経て、四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズに入団、NPB(日本プロ野球)を意識するようになった。

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 三木田さんの球速は最速で142キロ。決して速い方ではないが、左腕から繰り出すストレートとカットボールに加え、スライダーやツーシーム、フォークボールなどを駆使した投球で、独立リーグでも結果を残した。最後の年と決意して臨んだ独立リーグ3年目の今年は、北海道日本ハムファイターズなどで、三木田さんと同じ左腕として活躍した清水章夫さんが監督を務める新潟アルビレックスBCに移籍。同監督の下で、フォームの改良などにも取り組んだが、結果を残せず、引退を決意した。

 三木田さんは現在、就職活動を行いながら新たな活躍の場を探している。その姿には、悲壮感や悔いはなく、今まで支えてくれた多くの人々への感謝や希望にあふれている。「多くの学生が、自分の夢を途中で諦めてしまう。仮に高校や大学で芽が出なかったとしても、そこで諦めてほしくない。チャンスはきっとやって来る」と三木田さんは、後進のアスリートにエールを送る。

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