小樽・長橋なえぼ公園(小樽市幸1)で開催された「自然と親しもう!なえぼ公園夜桜ライトアップと昔体験カンテラづくり」が5月18日、閉幕した。
小樽市ふるさとまちづくり協働事業助成対象事業として開催された同イベント。14日からの5日間、18時30分から20時30分までの夜桜ライトアップを実施したほか、17日・18日には同園内の「森の自然館」で、近隣児童らによるカンテラ作りも行われた。16日・17日は雨天のためライトアップは中止となったが、最終日となった18日には約400人の来場者があった。
主催の「なえぼ公園からはじまる人づくり街づくり実行委員会」は長和町会、幸町会、パークシティー幸町会、共睦町会、長栄町会の5町会で結成。ライトアップした八重桜のほか、同イベント開催に先立ち、近隣の長橋小学校と幸小学校の児童らにより製作されたカンテラが夜道を照らす「カンテラの道」、ガラスの浮き玉が並べられた「小樽名物浮き玉キャンドルの道」などで同園を幻想的に演出した。
「子どもたちが作ったカンテラを幅広い世代が楽しむことで、世代をつなぎ、街が明るくなっていけば」と同実行委員長の枝久保福夫さん。「ライトアップを通じて、地元に素晴らしい公園と自然があることを、より多くの人々に知っていただければ」とも。