小樽商工会議所(小樽市稲穂2、TEL 0134-22-1177)未利用果実飲料開発事業委員会は12月4日、プルーン酒「小樽美人」とブルーベリー酒「小樽美人」の2商品を発表した。製造は田中酒造。
梅酒「小樽美人」に続く第2弾として開発された両商品は、それぞれ余市産プルーンと仁木町産プルーンを100パーセント使用。美容・美肌を意識し、ヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンCを添加しているほか、アンチエイジングに効果があると言われている北海道産のアロニア果汁を配合している。ラベルデザインは梅酒「小樽美人」を基本としつつ、各果実と調和した色に変更し、女性のイラストを商品ごとに変え、「小樽美人」3姉妹として打ち出す。
企画・開発は、女性メンバー中心に進められ、美容・美肌に良い成分の配合や和風でレトロなデザインなど、女性の興味を引くように工夫している。ボトルの裏面には小樽運河の象徴「ガス灯」のデザインをあしらい、「小樽」感を演出し、海外への出荷や外国人観光客にも認知してもらうことを視野に入れ、英語表記も採用している。
同会議所・山本秀明会頭は「今後も『小樽美人』の名称を通じて、農産物などに付加価値を付け、地域振興・産業振興につなげていきたい」と話す。同委員会委員長を務める同会議所・杉江俊太郎副会頭は「未利用果実に限らず、後志産の水産物などを使った商品なども打ち出していきたい」と意気込みを語る。
販売開始は12月7日。販売価格はプルーン酒「小樽美人」(500ミリリットル)が1,575円、ブルーベリー酒「小樽美人」(500ミリリットル)が1,575円。販売店は、田中酒造(本店、亀甲蔵)、小樽朝里クラッセホテル、運河プラザ、北一硝子地酒蔵、地酒屋北一、駅なかマートタルシェ、ホテルノルド小樽、丸い遠藤商店、ホクレンふうど館。