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小樽で国際スポーツ雪かき選手権 Zoom中継や感染対策徹底で開催へ

過去の大会の様子

過去の大会の様子

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 小樽の入船六三町会会館(小樽市入船2)周辺で2月14日、「第8回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2021」が開催される。

過去の式典の様子

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 同選手権は2013(平成25)年に第1回大会を開催。豪雪地帯で必要不可欠な除雪作業の「雪かき」。とりわけ過疎と高齢化が進む地域では雪かきの担い手が不足し、落雪事故や生活路の遮断などが課題となっている。こうした現状を全国に知ってもらうと同時に、高齢化に伴い増加する除雪困難地域を救済するため雪かきにルールを策定し、チーム戦で除雪量を競い合うスポーツ雪かきが考案された。

 昨年から多くの学生が運営スタッフとして携わり、約20人の学生がZoomでのミーティングなどを通じてやり取りし、SNSを活用した広報担当のプロモーションチーム、現地調査や協力依頼で地域の住民宅との交渉を担当する地域対応チーム、北海道科学大が開発中の新たな雪かき作業量計測キットの実証実験を行いながらルールの改善を担当するルール策定チームの3グループに分かれて活動している。

 競技は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、ソーシャルディスタンスや消毒を徹底し、安全性を確保したうえで行い、競技中に他のチームの様子を確認できるよう、Zoomでの中継も行う。優勝チームには、3月に東京で開催される「スポGOMI全国大会」決勝への出場権が与えられ、交通費が支給される。中学の部、高校の部、一般の部の各部の優勝チームに図書カードなどを進呈するほか、「スポ雪ベスト映え賞」なども用意する。

 募集人数は1チーム2~5人。先着15チーム。参加費は1人1,000円(昼食代、保険代含む)。中学・高校生は先着50人まで参加無料。問い合わせ・申し込みは、メールまたは電話(松代弘之さん、TEL 090-1702-6079)で受け付ける。

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