北海道観光社交事業協会(北観協)小樽支部が現在、繁華街の花園エリアからクラスターを発生させないための対策強化策「小樽スタイル」啓発を小樽観光協会と協同で取り組んでいる。
小樽市で発生した「飲食店における昼間のカラオケ(=昼カラ)」に起因した新型コロナウイルス集団感染とその後の収束判断に伴い行う同取り組み。北海道が発信する「新北海道スタイル」に「小樽強化宣言」と題した「コロナに強い、新たなステージの小樽」「事業者による感染リスクの低減と対策の徹底」「利用客への感染対策の協力」の3項目を加える。
同協会ではポスターを作成し対策の徹底と協力を呼び掛けるほか、「NO MORE COVID-19 小樽スタイル」と題した動画を製作し、ユーチューブで配信する。実際のスナックのママと客に扮(ふん)した協会メンバーなどが出演し、「エアー乾杯」の推進、マドラーの使いまわしや回し飲みの禁止など、感染拡大を防ぐ協力を利用客にお願いする8項目と、入店時のアルコール消毒や検温、カラオケマイクの消毒や交換など店側の取り組みを分かりやすく、コミカルに紹介する。紙製のマスク入れも製作し、北観協小樽社交飲食店組合の加盟店に配布する予定。