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FMおたるが夏の甲子園代替試合中継へ 準決勝2試合と決勝試合

大会会場となる小樽市営桜ヶ丘球場(2013年撮影)

大会会場となる小樽市営桜ヶ丘球場(2013年撮影)

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 FMおたるが7月25日・26日、開催中止となった第102回全国高等学校野球選手権大会の代替大会として無観客で行われる「令和2年夏季小樽支部大会」の準決勝と決勝の3試合をラジオ中継する。

実況を務める同局チーフアナウンサーの村岡啓介さん

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 毎年、夏の甲子園地方予選の決勝試合を中継している同局。今回、小樽支部大会は関係者以外入場できない無観客開催のため、初の試みとして準決勝からの試合中継を決めた。

 準決勝2試合は、解説に元小樽潮陵高校野球部エースで現小樽市長の迫俊哉さんを招く。準決勝第1試合(10時試合開始)は、古豪の小樽潮陵高校を14-7の打ち合いで勝利した岩内高校と接戦で勝ち進んだ倶知安高校の対戦。準決勝第2試合(14時試合開始予定)は、2年連続甲子園出場の北照高校に、7年前5人だけの野球部がスキー部などの学生4人を「助っ人」に呼び、支部予選決勝まで駒を進め、全国的に話題を集めた双葉高校が挑む。決勝戦(13時試合開始)は、元小樽潮陵高校野球部キャッチャーで小樽野球協会前監督の嶋崎哲也さんが解説を務める。

 実況を務める同局チーフアナウンサーの村岡啓介さんは「今年はコロナ禍の影響で夏の甲子園大会が中止となり、選手たちの胸の内を思うと心苦しい気持ちでいっぱい。代替大会が開催され、選手の皆さんは試合ができることに深く感謝しているが、中継させていただく私たちも同じ思い。選手たちがグラウンドで魅せる勇姿を伝え、高校球児たちの熱いプレーを感じていただければ」と意気込む。

 放送は小樽市内、FM76.3メガヘルツで中継を行うほか、インターネットサイマル放送で全国配信も行う。雨天順延の場合あり。

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