小樽経済新聞の2020年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、「小樽の老舗旗店が『ジャージマスク』 マスク不足解消に伝統技術が一肌脱ぐ」の記事だった。
WHOによる新型コロナウイルス感染拡大発表から間もなく、北海道でも海外旅行者の感染者を確認。3月には、小樽市内でも感染者が確認された。その後、緊急事態宣言の発令、解除の中、6月には小樽市内でクラスター感染が発生。小樽の経済や社会は新たな局面を迎えた。暗い話題が先行する中、小樽経済新聞では地元民の強さや人を思う気持ち、助け合いの精神、どんな苦境にも笑顔を絶やさない様子を伝えた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 小樽の老舗旗店が「ジャージマスク」 マスク不足解消に伝統技術が一肌脱ぐ(4/8)
2. 小樽でウニ漁解禁 市場やすし店に活況期待(5/18)
3. 余市のウニが市場に 漁解禁で「ムラサキ」「バフン」そろい踏み(5/27)
4. 小樽JC×サカナクション・山口一郎さん 動画で小樽の魅力発信(6/19)
5. 小樽「注文の多い博物館」のポスターが話題に 「山猫」描いたイラストレーターも驚き(6/15)
6. 小樽から「おうちでお店ごはん」 テークアウトで飲食店活性化へ(3/5)
7. 小樽青年会議所がコロナ対策イベント ドライブスルーでテークアウト商品販売(6/11)
8. 小樽発「ゴム長靴」がTBSドラマ「テセウスの船」の極寒ロケ支える(1/31)
9. 小樽潮陵高出身の福原大生選手 アメリカ修業終え徳島でドラフト狙う(6/18)
10. 小樽のウェブデザイナーが「かわいい童話スタンプ」販売へ 古市憲寿さん連載コラムにイラスト提供(3/11)
1位は、コロナ禍のマスク不足の中、「旗イトウ製作所」が開発した「ジャージマスク」の話題。発売当社から話題を集め、現在はフリーサイズを含む3サイズを展開。カラーバリエーションも増え、人気のご当地マスクとなっている。2位、3位には、コロナ禍でも変わらず話題となった小樽・余市産のウニ解禁の話題だった。
4位~7位には、小樽出身のアーティスト・サカナクションの山口一郎さんが地元青年会議所とタッグを組んで、市民らを元気づけた動画の話題や、感染拡大防止を呼び掛けるポスターが話題となった小樽市総合博物館の話題、売り上げ減に苦しむ飲食店を盛り上げる試みなどがランクインした。
8~10位は、TBSドラマ「テセウスの船」に小道具で協力した地元企業のミツウマの話題、小樽潮陵高校出身でプロ野球ドラフト会議で指名の期待が高まる福原大生選手、古市憲寿さんのコラムにイラストを提供する小樽のウェブデザイナー・中村圭一さんの話題などが読者の関心を集めた。