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小樽潮陵高出身の福原大生選手 アメリカ修業終え徳島でドラフト狙う

福原大生選手

福原大生選手

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 小樽潮陵高校硬式野球部出身の福原大生選手が6月20日、プロ野球独立リーグ四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスで開幕を迎える。

小樽潮陵高校時代の福原大生選手

 福原選手は二海郡八雲町出身。小学5年で野球を始めると捕手として頭角を現し、中学時代は函館東リトルシニアで本格的に野球に取り組み、高校野球の舞台として学区外の小樽潮陵高校を選んだ。道内屈指の進学校でもあり、自主性を重んじる校風と野球のスタイルが選んだ理由だという。2年の2014(平成26)年、主軸選手として夏の甲子園の予選決勝まで進出。惜しくも強豪・東海大四高校(現・東海大札幌)に敗れ、甲子園出場は夢のまま終わった。

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 大学は、国公立大学でスポーツ科学を専攻できるという理由で福島大学に進学。南東北大学リーグ1部に所属する硬式野球部に入部した。1年の秋にはリーグ優勝を果たし、福島選手も外野手として1部リーグベストナインに選出。同リーグの代表として臨んだ「明治神宮野球大会 東北地区大学野球代表決定戦」では、1回戦で同年のプロ野球ドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受けた小野泰己選手を擁する富士大学と対戦し、接戦をものにできず涙をのんだ。3年の秋季リーグでは、チームが4位に終わるも、福原選手は打点王とホームラン王の2冠を達成。この時、福原選手は米国での野球挑戦を決意、退路を断ち同部に退部届を提出した。

 2019年5月、福原選手はプロ野球選手としてのビザを取得し渡米。同月24日には、ウィスコンシン州に本拠地を置く、独立リーグのミルウォーキー・ミルクメンと契約。契約当日に代打で出場すると、メジャー通算132勝でWBCベネズエラ代表の経験もあるカルロス・ザンブラーノ投手と対戦。気後れすることなく打席に立つと、米国での初安打が生まれた。その後、イリノイ州に本拠地を置くウィンディーシティー・サンダーボルツに移籍し、2チームで145打数41安打17打点2本塁打9盗塁 打率2割8分3厘の成績でシーズンを終えた。

 福原選手は、徳島インディゴソックスで思い入れのある背番号「1」を背負い、約3カ月遅れた6月20日の開幕を待ちわびる。「目標は、チームの優勝と個人としてホームラン王、そして、NPBのドラフト指名を受けて、来年はプロ野球で活躍したい」と抱負を語る。

 「今は自分自身の目標を必死に追いかけているが、いつか高校時代を過ごした小樽にも何か貢献したい。自分自身も頑張るので、コロナ禍で大変な思い、辛い思いをしている潮陵高校野球部の後輩にも、前向きに自分の道を切り開いて進んでほしい」とエールを送る。