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小樽の漁港から動画配信 「俺は高島のユーチューバー」

人気コーナー「ひゅうま丸テーブル」

人気コーナー「ひゅうま丸テーブル」

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 高島の漁師・本間飛馬(ひゅうま)さんが出演するユーチューブチャンネルが現在、テレビ出演を受け、道内で話題を集めている。

高島漁港の様子

 本間さんが出演するユーチューブチャンネル「海の見えるスナック」は、昨年11月にアカウントを開設。ユーチューブチャンネルの人気を示すチャンネル登録者数こそまだ少ないが、本間さんのキャラクターを生かし、第4回小樽ショートフィルムセッションで最優秀作品賞を受賞した大橋泰之さんや土門純一さんらが中心となり動画を制作している。

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 中でも人気があるのが、高島漁港で水揚げされた海産物などを本間さんが「HYUMA’S POINT」でコツを伝授しながら料理する「ひゅうま丸テーブル」。第1話となる「あわびのアヒージョ」では、アワビの下処理などを実演で丁寧に説明し、視聴者を引きつける。スキレット(鋳鉄の小さなフライパン)を取り出し、「強火」にかけること30秒以上で、少量のオリーブオイルを投入。その後に巻き起こる激しい展開は、最後の「HYUMA’S POINT」となる「自分で作らず、奥さんに作ってもらいましょう」まで目が離せない。第2話「活ホタテを刺し身にしたり焼いたりしましたfeat.あわび」では、「ホタテを感じろ」、第3話「ほっけの開きを焼いたり、たこ脚を刺し身にしました」では、タコの皮をむくときは「無理やり取ってください」(のちに訂正)など、視聴者を飽きさせない。

 本間さんは、生まれも育ちも高島で漁師の家に生まれた。小樽水産高校卒業後、家業の漁業を継ぎ、現在は妻と2人の娘、2匹のチワワと暮らしている。漁師の仕事は厳しく、起床は日の出前の3時、夏はウニやシャコ、寒くなるとヒラメやニシンの漁に出る。漁が終わると出荷の準備をし、翌日の漁の準備が終わるのは早くても夕方。本間さんは、「難しいことは分からないが、とにかく見ていて楽しい動画を作っていきたい。新型コロナウイルスで、みんなが苦しい時だからこそ、動画を通じて、みんなが笑顔になってくれれば」と話す。