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おたる水族館、40周年迎え新エリア登場-深海生物や北の生き物に「タッチ」

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 おたる水族館(小樽市祝津3)が3月21日、今年の通常営業を開始する。開館40周年を迎え、新ゾーン「さわってEzone(エーゾーン)」も公開される。

おたる水族館と祝津の風景

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 「海のパノラマ回遊水槽」や「オホーツク海・ベーリング海」など多種多様な海の生物を鑑賞できる本館をはじめ、海獣公園での「大樽ごはん」や「トドショー」、イルカスタジアムでの「セイウチの『ツララ』オタリア・イルカショー」などのイベントも開催。

 本館2階の一部を改修して設置された「さわってEzone(エーゾーン)」は、実際に生物に触ることのできるコーナー。ミズダコやニチリンヒトデ、カニ、普段は触ることのできない深海生物「テヅルモヅル」などに触れることができる。「Ezone」は、北海道を表す古い呼称「Ezo=蝦夷(えぞ)」と場所を表す「Zone」、同市などで「いいよ」の意味で使われる「えーぞ」を掛け合わせて名付けられたという。

 「極寒の北海道でたくましく生き抜く生き物を中心に『でかい!』『冷たい!』『うまい!』生き物に触っていただき、自然環境で生き抜くすごさをぜひ感じていただきたい」と同館担当者。「開館40周年という節目の年に、自分たちが住んでいる北海道という身近な地で、人間が暮らし始めるよりもはるか前から生きている生き物たちを知っていただければ」とも。

 営業時間は、3月21日~10月15日=9時~17時(入館は16時30分まで)、10月16日~11月30日=9時~16時(入館は15時30分まで)。入館料は、大人=1,400円、小中学生=530円ほか。遊園地の営業は4月19日~10月13日。

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