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小樽ショートフィルムセッション、受賞者発表-札幌の中鉢さんが最優秀賞

授賞式の様子

授賞式の様子

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 小樽市民センター・マリンホール(小樽市色内2)で3月9日、「小樽ショートフィルムセッション2013上映会&表彰式」が開催され、札幌市の中鉢貴啓さんの作品が最優秀賞に選ばれた。

中松市長と受賞者

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 3回目の開催となった同コンテストには、小学生から80歳までの応募者が過去最多21作品を応募。同日の上映会には7作品がノミネートされ、最優秀賞1本、優秀賞2本、審査員特別賞1本、入選3本に賞状と副賞が贈られたほか、市長賞も選出され賞状と副賞が贈られた。

 最優秀賞を獲得した中鉢貴啓さんの作品は「夕泣き-小樽の美しい風景を思い出す-」。3つの街の物語が、美しい風景とFMおたるのパーソナリティー田口智子さんのラジオ番組によってつながれていくという内容。田口さんをはじめ、出演している役者は全て「本物」。登場する保険の営業マンは、実際に保険の営業マンとして働く野口修一さん。絵本作家・画家の「そら」さんとモデルの「はれんあやな」さんも、それぞれ本人が演じた。セリフは用意せず、すべて役者のアドリブだという。

 同コンテスト審査委員長・島田英二さんは「技術が高く、映像がとてもきれいな作品」と評価。中鉢さんは「受賞できるとは思っていなかったので、長靴で来てしまいました」とあいさつし、会場の笑いを誘った。

 市長賞には、応募当時11歳という小樽市の「渡邉 ダム ら鼓」さんが「オルタ-小樽の好きなところを思い出す-」で受賞。島田さんは「まだ課題はあるが、制作者はまだ11歳。これからが期待できる」と評価した。

 全受賞者は以下の通り。最優秀賞=中鉢貴啓さん(札幌市)「夕泣き-小樽の美しい風景を思い出す-」。優秀賞=谷英紀さん(札幌市)「portrait-小樽の子供時代を思い出す-」、江別港映像部(江別市)「無音の世界-小樽の“青”を思い出す-」。審査委員特別賞=動空(東京都)「古里への長い道 LONG ROAD TO THE HOMETOWN-小樽の祝津を思い出す-」。入賞=清水隆利さん(札幌市)「yakisoba-小樽のあんかけ焼そばを思い出す-」、KiNoKo FILMS(新篠津村)「回る街と回らない観覧車-小樽の合図を思い出す-」。入賞および市長賞=渡邉 ダム ら鼓さん(小樽市)「オルタ-小樽の好きなところを思い出す-」。

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