日没時間が早くなった小樽で現在、ガイドの説明で歴史的建造物を巡る「小樽ライトアップ散策ガイドツアー」が人気を集めている。
小樽観光ガイドクラブのボランティアの案内と解説により、旧国鉄手宮線色内駅(小樽市色内1、市立小樽美術館・文学館そば)から小樽運河(浅草橋街園)までを約45分間かけて巡る同ツアー。7月から10月までの毎週火曜と金曜に開催され、観光客や市民に利用されている。
日本気象協会によると、同ツアー最後の開催月となる10月の日の入り時間は17時過ぎ。同ツアー開始時間の18時には、日本銀行旧小樽支店(現在の金融資料館)や旧北海道拓殖銀行小樽支店(現在のホテルヴィブラントオタル)などがあるかつて北のウォール街は、美しくライトアップされ、人々の目を楽しませている。
「観光シーズンのピークが過ぎ、静かになった小樽だが、今は日没時間が早くなったので、美しくライトアップされた歴史的建造物を楽しんでいただける」と話すのは、同ガイドクラブの鈴木泉さん。「貴重な歴史的建造物を私たちのガイドを聞きながら楽しんでいただければ」とも。
10月までの火曜と金曜に開催。集合時間は18時。集合場所は旧国鉄手宮線色内駅(色内1、市立小樽美術館・文学館そば)。予約不要・参加無料。雨天中止。