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小樽・梁川商店街が小樽美術館とコラボ企画 

現在の梁川通りの様子

現在の梁川通りの様子

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 小樽・梁川(やながわ)通りで現在、市立小樽美術館特別展「小樽運河・いまむかし展」関連イベントが開催されている。

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 同イベントは、同商店街と同館とのコラボ企画。小樽運河の過去から現在を描いた作品を展示する同展に併せ、小樽運河の風景画を多数描き、「小樽運河を守る会」初代事務局長を務めたデザイナー・藤森茂男(1936~1987)が画廊を開いた同商店街で関連イベントを開いている。

 藤森が生前に残した、小樽運河や故郷小樽への思いを伝える20の言葉を商店街各所に展示する「藤森茂男20のメッセージ」や、藤森の作品や妻・藤間扇玉さんによる新聞連載記事やプライベート写真を展示し、藤森の実像を紹介する「デジナーレの精神~藤森茂男の実像」のほか、「小樽運河~梁川通りを歩くガイドツアー」(6月27日、要事前申し込み)、「梁川商店街オリジナル ポストカードプレゼント」などの企画を展開している。

 同通りは、小樽駅近くの中央通りから分岐して北側に延びる商店街。明治時代に一帯の土地を所有していた榎本武揚の雅号・梁川(りょうせん)に由来。さまざまな商店のほか、映画館や旅館も軒を連ね、市内有数の繁華街としてにぎわいを見せていた。現在も、30店ほどの小売店や飲食店が並び、市民に親しまれている。

 特別展と同企画は7月5日まで。

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