余市の奇岩「ローソク岩」に朝日がともる季節到来

ローソク岩にともる朝日(撮影=余市町役場商工観光課)

ローソク岩にともる朝日(撮影=余市町役場商工観光課)

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 余市町の海岸線にそびえる奇岩「ローソク岩」に灯がともっているように見える珍しい現象がこの時期、同町豊浜町などで観測されている。

増毛連峰を背景にした、冬のローソク岩

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 同岩は、「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定される海岸線にそびえる垂直に伸びた柱のような奇妙な形の岩。同町の市街地から古平町方面に10キロほど進んだ豊浜町の漁港などで主に見られ、細長くそびえ立つその独特の形は、積丹半島のシンボルの一つとして親しまれている。5月中旬から下旬、7月末から8月初旬に、水平線から昇る朝日が同岩の先端に重なることにより、「ローソク岩に灯がともっている」珍しい光景を見ることができる。

 同町役場商工観光課担当者は、「この時期の日の出は午前4時すぎと早朝。豊浜町の民宿などを利用し、この時期にしか見ることのできない幻想的なローソク岩の光景を見ていただければ」と呼び掛ける。

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