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小樽文学館で「ボードゲームと文学」-文学との接点探る

展示室の様子

展示室の様子

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 市立小樽文学館(小樽市色内1)で4月4日、企画展「ボードゲームと文学」が始まった。

実際に触れることができるプレーコーナー

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 ボードゲームの内部に組み込まれた「物語」に着目し、文学との接点を探る同企画展。「テレビゲームと文学」(2012年)に続く、「ゲームと文学」シリーズ第2弾となっている。

 紀元前3500年ごろまで起源をさかのぼるというボードゲームは、日本でも7世紀にはすごろくの原型とされるものが遊ばれていたという。同展では、「魔法」「冒険」「おばけ」などに分類されたメーン展示をはじめ、「小樽切り絵カルタ」「なまらや大双六(すごろく)」などの小樽にゆかりのあるボードゲーム、サイコロで指定された絵柄からそれぞれの物語を自由に作る観覧者参加ゲーム「ストーリーキューブス」、テレビゲーム版の第2弾となる「ボードゲーム版・走れメロス」などを展示。展示物を通じて、ゲームの盤面デザインやパッケージイラストなどアート的側面も楽しめるよう工夫を施す。

 開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、大人=300円、高校生・市内高齢者=150円、中学生以下無料。6月8日まで。期間内の休館日は月曜日(5月5日を除く)と5月7日~9日。

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