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小樽オルゴール堂の「すしオルゴール」、匠の技が話題に

思わず足を止めてしまうという「すしオルゴール」売り場

思わず足を止めてしまうという「すしオルゴール」売り場

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 小樽オルゴール堂本館(小樽市住吉4、TEL 0134-22-1108)で販売されている「すしオルゴール」が話題を集めている。

すしオルゴールと店舗スタッフ

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 同店本館は、明治中期から大正、昭和にかけて建てられた歴史的建造物が立ち並ぶ色内通りに位置する。1912(明治45)年に北海道有数の精米、米穀商・共成の本社社屋兼倉庫として建造された。現在は小樽市内や日光、京都などに店舗展開するオルゴール堂の本館として利用されている。1階から2階にかけて吹き抜けの構造で、大きなシャンデリアが特徴。象眼細工宝石箱やアンチモニー宝石箱オルゴールが並び、市民や観光客に人気のオルゴール店となっている。

 話題となっている同商品は、オルゴールに食品サンプル作りの職人の技を加えた作品。イカやウニ、シャコなど小樽で人気のすしネタが食品サンプルとなってオルゴールの上に置かれている。商品数が多く入れ替えが多い中で、決して売り場の中心に置かれることはないが、季節を問わず買い物客が足を止める商品だという。「すしネタ」は全部で9種類。売れ筋はイクラ、大トロ、サーモン、赤身の順で人気があるという。

 「食品サンプルもオルゴールも職人によって作られた本物。その2つを組み合わせて企画した商品なので自信を持ってお薦めしたい」と同店の左文字さん。「小樽といえば、すしとオルゴール。この2つの要素を併せ持つ商品なので、定番として皆さんにお買い求めいただきたい。これからもこの華やかな売り場の主役にはならないかもしれないが、これぞ小樽という『すしオルゴール』をぜひ手に取ってみてほしい」とも。

 価格は1,890円~。営業時間は9時~18時。夏季(7月~9月)のみ祝前日・金曜・土曜は9時~19時。

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