小樽・ロース幼稚園(小樽市富岡1)で6月15日、小児がん研究支援チャリティーイベント「第4回レモネードスタンド~小さな命 1杯のレモネードを通じて小児ガンと闘う子供達を守ろう!」が開催される。
レモネードスタンドとは、米国の少女アレックスさんによって始められた運動。小児がんを患い8年半という短い生涯の中で「がんのお薬ができるように、そして同じ病気で苦しむみんなが助かるように」と懸命に自宅前の芝生でレモネードを販売し、小児がん研究や闘病支援の募金を始めた。現在、米国をはじめとした多くの国や地域に活動が広がっている。
チャリティー倶楽部~SAKURA~(バラエティーショップ舞桜内、緑1)主催の同イベントは、今年で4回目の開催。「人生が酸っぱいレモンをくれるならそれで甘いレモネードを作ればいい」という言葉の通りの人生を歩んだアレックスさんの思いを小樽に広めたいとの思いで始められた。
会場ではレモネードの販売のほか、同市在住の歌手おがわとーるさんのライブなどのステージやヒーリング・マッサージなどの体験コーナー、手作り雑貨や軽食の販売を予定する。
主催者代表の金澤ともかさんは、テレビ番組でアレックスさんのことを知り、同運動を小樽で始動。「レモネードだけでなく、ステージや手作り雑貨のマーケット、焼き鳥や豚汁の販売などもあるので、ぜひ楽しんでほしい。このイベントを通じて、アレックスさんが伝えようとした思いを育んでもらえたらうれしい」と話す。
開催時間は11時~15時。入場無料。レモネードの売り上げは「がんの子供を守る会 北海道支部」を通じて小児がんと闘う児童のために寄付される。