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初夏の小樽、全国の盲導犬使用者らが観光やショッピング-桜の残り香も楽しむ

左から蛭田友子さん、藤野郁子さん、竹野磨智子さん

左から蛭田友子さん、藤野郁子さん、竹野磨智子さん

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 「全日本盲導犬使用者の会」が6月2日、小樽を訪れ、観光やショッピング、グルメを楽しんだ。盲導犬約100頭と盲導犬使用者、付添人やボランティア約200人が参加した。

堺町通りで飲み物片手に涼む盲導犬使用者と盲導犬

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 同団体は、「全日本盲導犬使用者の会」の総会と交流会の一環として小樽を訪問。同日は、滞在している札幌のホテルから午前中に小樽へバスで移動。小樽観光ガイドによる散策を楽しむと寿司屋通りのすし店で昼食。食後は、受け入れに全面的に協力する堺町通り商店街などで、スイーツの食べ歩きやショッピングなど、それぞれの時間を楽しんだ。

 土浦から参加した盲導犬ユーザーの蛭田(ひるた)友子さんは、昨年度の同総会・交流会の実行委員長。「小樽のすしはおいしかった。かまぼこを食べてから、昆布を買いたい」と話していた。小樽の気候については、「風が吹くと、かすかに桜の香りがして、昔見た桜を思い出した。小樽の桜は本当にきれい」とも。

 同会は1年に1度、会員が一堂に集い親睦を深めるため全国各地で開催しているほか、盲導犬使用者への情報提供や盲導犬に関する各種データの提供などを行っている。

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