日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財を閲覧・検索できるデータベース「北前船データベース」が4月25日、インターネットで公開された。
北前船日本遺産推進協議会が小樽商科大学客員研究員の高野宏康さんと制作した同データベースは同日本遺産の構成自治体48市町にある構成文化財などの情報を自治体や寄港地、船主集落、民俗芸能や文書などの条件で検索できる仕様で、旧北浜地区倉庫群や旧魁陽亭など小樽市内の構成文化財7件が21件の検索結果で表示される。各ページには、北前船関連の散策マップや動画、関連ホームページなどのへのリンクも掲載し、構成文化財への理解や訪問に役立ててもらうなど、観光や教育、研究などでの活用を期待する。
高野さんは「便利なデータベース。ぜひ活用してほしい」と呼びかける。