「おタテ飲食店フェア」が10月1日、小樽市内で始まる。主催は小樽ホタテブランド化推進プロジェクト実行委員会。
100店舗がオリジナルの「おタテ料理」を提供する同企画。小樽のホタテを「おタテ」としてブランド化し、販売体制の整備や情報発信などを通して、持続可能な地域資源とする取り組みの一環として開催する。ポスターやPR動画を通して「おタテ」の魅力のみならず小樽のホタテ養殖漁業や地域の歴史にも触れてもらい、漁業と観光業のコラボなどを想定する地場産業の6次産業化を目指す。
同フェアには、和洋中をはじめとするさまざまなジャンルの飲食店が参加。「おタテ」を使用したすしや刺し身、麺類、焼き物、炒め物などのオリジナルメニューを提供する。
「おたるダイニング 花園遊人庵」(小樽市花園4)など2店舗が参加する「た志満」社長の田島明宏さんは「さまざまな店のホタテ料理を食べて、地元の人に『おタテ』を小樽の特産品として認識してもらう一助になればうれしい。緊急事態宣言解除と同時に始まるキャンペーンでもあるので、ぜひ地元の人を中心に利用してもらい、市内の飲食店が盛り上がれば」と話す。
10月31日まで。