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小樽市民食堂、業態変更経て5周年 コロナ禍も地域に支えられテークアウトに活路

小樽市民食堂

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 小樽市民食堂(花園5、TEL 0134-31-6200)が5月11日で5周年を迎えた。

量り売りランチの様子

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 小樽市民会館地下1階に店舗を構える同店は2016(平成28)年、日替わりの500円ランチをメインに開業。2019(平成31)年2月に量り売りをメインにした業態にリニューアルし、おかずや総菜を1グラム2円の量り売り、ご飯とみそ汁のセットを150円で提供し、「毎日でも使える食堂」として近隣の住民や官公庁・企業に勤める人々でにぎわっている。

 人気メニューは「運がっぱからあげ」。2017(平成29)年に開催された、小樽のご当地キャラクター「おたる運がっぱ」のイベントに出店した時に生まれたコラボメニューで、テークアウトとしても人気があるという。量り売りでは肉・魚料理や煮物、揚げ物、サラダなど、毎日メニューを変えて20品以上の料理を提供しているほか、市内の飲食店とコラボし、他店の人気メニューを限定で提供するなど、地域とのつながりを大切にしている。

 料理長の真鍋剛史さんによると、昨年来の新型コロナウイルス感染拡大による影響は大きく、一時的に売り上げや客足は減少したが、感染対策を施した店内には常連客が戻りつつあり、テークアウトでの注文も増えているという。

 5月16日には小樽市民会館が緊急事態宣言発令により休館となり、同店も来店客を迎え入れることができなくなったが、SNSで毎日、日替わり弁当を投稿し、電話による注文を受け宅配などを行っている。

 店舗面積は約120坪。席数は可動式テーブル70席、小上がり24席。

 営業時間は11時30分~~14時15分(ラストオーダー、6月1日から営業再開予定)。宅配注文は12時までの配達=8時30分~10時、17時までの配達=15時まで。

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