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小樽観光協会が「月刊小樽自身」創刊 インパクトある表紙で小樽を発信 

「月刊小樽自身」表紙

「月刊小樽自身」表紙

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 小樽観光協会が3月25日、ウェブ配信の「月刊小樽自身」を創刊した。

小樽の春の景色(御前水の滝)

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 これまで同協会が紙媒体で発行していた「月刊おたるイベント情報」に変わり創刊した「月刊小樽自身」。創刊号は、小樽のご当地キャラクター「おたる運がっぱ」が表紙を飾った。

 創刊のきっかけは、コロナ禍で紙媒体での情報発信が困難を極める中、同協会から、後に同媒体の編集長となる山城栄太郎さんに今回の企画の素案を提案。山城さんも面白そうな企画だと了承し、実現へ向かっていったという。編集部メンバーは現在14人で、同協会の総合情報センター委員会委員長の山城さんが編集長を務め、同委員会メンバーと事務局メンバーで編成する。初回の顔合わせ以外は、ライングループで編集会議を行っている。

 創刊号では、「どこでみる?『桜』早咲きスポット大検証」「小樽春もち特集 べこ餅・柏餅/名店一挙公開」をはじめ、「中年アイドル『一方通行』解散危機 実は内輪モメか」などのローカル情報を伝える。このほか、小樽の春の人気スポットやグルメなども紹介している。

 「月刊小樽自身」創刊号が観光協会のホームページ「おたるぽーたる」に掲載されると、SNSを中心に話題となり、「表紙の完成度が高すぎる」「本物の某有名雑誌かと思った」「一方通行の解散危機が心配」「これが毎月配信されるの」など好意的な声が寄せられた。

 同編集部によると、「小樽自身」の名は有名週刊誌のオマージュであるほか、「ほかの何ものでもなく」「それそのもの」の意味を持つ「自身」から、編集部のある小樽を発信していくとの強い決意を込め名付けたという。

 山城さんは「暗い話題の多いコロナ時代だからこそ、楽しく明るく小樽の旬の情報やイベントを紹介したいとのコンセプトの下、編集担当スタッフと委員のギャグセンスと知恵を駆使して、遊び心あふれるリニューアルとなった。少々冗談がきつい見出しなどがあるかもしれないが、そこは軽く笑い飛ばして、ご容赦いただけたら」と話す。

 配信は毎月25日。無料。紙媒体では発行しない。

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