食べる 買う 暮らす・働く

「#おうちでお店ごはん」存在感じわり 小樽市の飲食店への休業要請受け

実際にSNSに投稿された「ザンタレ丼」(居酒家まる翔)

実際にSNSに投稿された「ザンタレ丼」(居酒家まる翔)

  • 12

  •  

 小樽市が発出した飲食店への休業要請を受け、ハッシュタグ「#おうちでお店ごはん」が存在感を増している。

#おうちでお店ごはん

 同ハッシュタグは、SNSを利用した飲食店を応援する取り組み。新型コロナウイルス感染拡大による自粛ムードが高まった昨年3月に、売り上げ減少で活路を見いだそうと始まった。飲食店側がテークアウトやデリバリー可能なメニューを発信し、その利用者も自宅などで楽しんでいる様子や料理の写真を発信。その後は、他の地域への広がりなども見せた。飲食店と利用者双方が、同じハッシュタグとロゴを使ってSNSで発信することで、全体で飲食店を応援する仕組みが特徴となっている。

[広告]

 小樽市の迫俊哉市長は1月28日、市内での複数の集団感染を含む新型コロナウイルス感染拡大と感染者数の増加による医療体制のひっ迫を受け、不要不急の外出を控えるよう緊急メッセージを発出した。それに伴い、市内の酒類を提供する飲食店に対し、協力金支給を条件に2月1日~15日の全期間の休業を要請した。デリバリーやテークアウトは休業要請の対象となっていないため、多くの飲食店がSNSなどを通じて活路を見いだし、同ハッシュタグが再び注目を浴びている。

 呼び掛け人でもある小樽市議会議員の高橋龍さんは「飲食店が売り上げを作る方策は限られている状況下で、利用者には仕事帰りやお昼休みなどになじみの店や気になっていた店などでテークアウトやデリバリーを意識していただきたい」と話す。「飲食店はある意味、存在そのものが問われていると同時に、商品やサービスの見直しなど、店が強くなるチャンスでもあるのではとも思う。『#おうちでお店ごはん』も利用していただきながら、苦しい時期を乗り越えていけるよう、皆で頑張っていければ」とも。

 キャンペーンのロゴは、FMおたるのタイムテーブルの表紙絵などを手掛けているイラストレーターのハシモトナツカさんが提供。キャンペーン参加者は、ロゴをダウンロードし、使うことができる。

  • はてなブックマークに追加