小樽築港マリーナ(小樽市築港)で1月31日、サプライズで打ち上げ花火が打ち上げられた。
打ち上げられた花火は約1000発で、20時10分から約15分間にわたり打ち上げられた。事前に告知されていなかった突然の打ち上げ花火に、市民らは歓喜し、SNS上では、喜びのコメントとともに、打ち上げ花火の動画や画像が続々と投稿された。
打ち上げ花火を実施したのは、新型コロナウイルス感染拡大を受け、開催中止となった「小樽雪花火2020」を企画していた小樽雪花火プロジェクト実行委員会。中止決定後、1月30日にサプライズ花火として打ち上げる計画をしていたが、荒天により、翌日に順延されたという。
同実行委員長の西條公敏さんは「今の状況で小樽の皆さんに好意的に受け止めていただけるか不安だったというのが正直なところ。今の小樽は我慢の時期、それでも、小樽一丸となってこの困難を乗り越えていきたいという気持ちで花火を打ち上げさせていただいた。当日、撮影した花火の動画は後日、公式SNSで披露したいと思っているので、ぜひ皆さまにご覧いただければ」と話した。