学ぶ・知る

ウイングベイ小樽で「あしなが学生募金」-学生ら震災遺児支援

足を止め募金する児童たち

足を止め募金する児童たち

  • 0

  •  

 複合商業施設「ウイングベイ小樽」(小樽市築港)で4月27日・28日、第86回あしなが学生募金が行われる。

被災地を思い募金する人々

[広告]

 あしなが学生募金は、遺児の支援を目的とする43年の歴史を持つ募金活動。毎年春と秋に4日間、学生のボランティアスタッフによって全国約200カ所で募金活動を実施する。現在は2011年3月11日に発生した東日本大震災によって親を亡くした児童たちの支援を物心両面で続け、東日本大震災遺児の心のケア活動の拠点としての「東北レインボーハウス」の建設に取り組んでいる。

 募金活動は、今月20日・21日にも実施。初日となった20日にはセレモニーが行われ、あしなが学生募金事務局北海道ブロック小樽拠点責任者の上口赳司さん(札幌大学2年)は、震災で親を失った児童たちが精神的なダメージにより自由な感情表現ができずにいる現状を伝え、その児童たちが自由に感情を表現し安心して過ごせる場として「東北レインボーハウス」の建設を訴えた。

 寄付金は全額、あしなが育英会を通じ「東北レインボーハウス」の建設費用に充てられる。

 募金時間は、各日10時~17時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース