小樽市内の飲食店12店で1月8日、特別メニュー「願掛け焼そば」の提供が始まった。企画は、小樽あんかけ焼そば親衛隊。
今年で10回目の開催となる同企画は、合格祈願、開運招福、恋愛成就、商売繁盛などを特別メニュー「願掛け焼そば」で祈願。同市のご当地グルメ「小樽あんかけ焼そば」に勝者を意味する「Winner」に掛けたウインナー、志望校に「入る」に掛けたいり卵、桜咲くに掛けた桜型ニンジンなどの具材を入れるほか、店舗ごとに免疫力が向上するとされる具材を使用。
龍鳳(小樽市稲穂4)は、植物性タンパク質やミネラル、ビタミンなどの栄養価が凝縮された高野豆腐を使用した「高野豆腐入り醤油願掛け焼そば」と乳酸菌などを多く含み健康食品として注目される発酵食品のキムチを使用した「胡麻味噌キムチ願掛け焼そば」の2種類を提供。支那そば愛幸(稲穂5)は、乳性飲料「ヤクルト」を入れ、乳酸菌を豊富に含んだ願掛け焼そばを提供する。小樽あんかけ処とろり庵(桜5)は、ベータグルカンやカリウムを含むシメジとベータカロテンと鉄分を含む小松菜を使用した願掛け焼そばを提供するなど、12店舗が「願」をかけて、期間限定のオリジナルメニューを用意した。
企画初日となった8日には、同親衛隊と参加店舗などが参加し、住吉神社で実物の願掛け焼そばを奉納し祈とう式を執り行った。
参加店舗は、龍鳳(稲穂4)、ニュー三幸本店(稲穂1)、天蓮華(富岡1)、大丸ラーメン(花園1)、支那そば愛幸(稲穂5)、時代屋(入船1)、桂苑(稲穂2)、グランドパーク小樽(築港)、華舟(花園3)、小樽あんかけ処とろり庵(桜5)、一期一会(新光4)、あっぱれ亭奥沢店(奥沢2)。2月11日まで。