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小樽唯一の朝市 年末も日の出前から買い物客らで賑わう

買い物客らで賑わう鱗友朝市

買い物客らで賑わう鱗友朝市

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 年末も差し迫った12月28日、小樽市内唯一の朝市、鱗友朝市(小樽市色内3)が活況となっている。

鱗友朝市の外観

 市内で最も早い午前4時から営業を開始する鱗友(りんゆう)朝市では、日の出前から市内や近郊からの買い物客らで賑(にぎ)わった。鮮魚などを扱う大坂水産では、近海物のエゾアワビやハッカク、浜ゆでの水ダコ、紅シャケなどが所狭しと並び、年末の高値にもかかわらず、昼前にはその日の競りで仕入れた鮮魚類は売り切れた。干物などを扱う新保商店は、羅臼産や礼文産のホッケの開きが人気。店舗関係者によると、年末は、普段、よく売れる、あっさりとした礼文産よりも、脂ののった羅臼産が人気だという。

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 水産物の卸売関係者によると、コロナ禍による、観光客の減少により、今年は、一部の鮮魚を除き、冷凍高級魚の価格は低調だったが、年末に向け、生ウニや毛ガニなど、高級水産物の値段が例年よりも上昇しているという。「帰省や正月の旅行を控えているため、自宅で家族と共に、高級な海産物を食べるという傾向があるのでは」と話す。

 鱗友朝市は、1951(昭和26)年に、旧国鉄の手宮駅周辺に自然発生的に集まった小売業者らで組合を組織。2004(平成16)年には、台風で建物が倒壊するも、2週間後には、隣接地に仮設店舗を建て、営業を再開し、同年12月に、現在の建物で営業を再開した。現在の店舗数は、海産物や果菜を扱う小売店が10店舗、食堂が2店舗。

 営業時間は4時~14時(12月後半のみ15時まで)。日曜定休。年内無休。年始営業開始は1月12日。

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