サンモール一番街(小樽市稲穂1)で4月21日、「小樽生まれのがさ海老クンダンス」の振り付け指導が行われ、ダンス愛好家や小樽の活性化を願う市民などが集まった。
この日の振り付け指導は、5月19日に開催が予定されている「第1回 歌って踊って『がさ海老クン』フェスタ」に先だって行われたもの。ダンスうんどう塾事務局長・中村ひとみさんが、わかりやすく振り付けを指導し、同イベントのプログラムの一つ、ダンスコンテストへの参加を呼び掛けた。
同ダンスは、小樽の居酒屋「ばんちゃん」(新富町)の常連客を中心とした有志グループが考案。市内のミュージシャンやダンサーの協力を得て、歌とダンスの振り付けが完成した。
「このダンスは子どもからお年寄りまで、そして、車いすに乗りながらでも踊れるようになっている。みんなで踊って楽しんでもらいたい」と中村さん。現在、道外でも同ダンスの講習会などを開き好評を得ているという。「将来的には、がさ海老クンダンスの全国大会を小樽で開催したい」と抱負を語る。
振り付け指導に参加した市内に住む田村久恵さんは「外はまだ寒いが、踊っているうちに暖かくなった。広い場所で踊ることができて気持ちいい。このような地域活性化ダンスは今までにない試みなので、みんなで一緒に楽しんで盛り上げたい」と話す。
同イベントは5月19日11時から、複合商業施設「ウイングベイ小樽」(築港)5番街1階ネイチャーチャンバー前広場で開催。ダンスコンテストのほか、がさ海老クンに関するクイズや塗り絵コーナー、小樽活性化ミニライブなどの催しを予定する。