東洋水産(東京都港区)は8月12日、チルド麺「マルちゃん 小樽あんかけ焼そば親衛隊監修 小樽あんかけ焼そば 2人前」を北海道で発売した。
同社とパートナーシップ協定を締結している小樽市で、小樽あんかけ焼そばを通じて小樽の街をPRすることを目的とした市民団体「小樽あんかけ焼そば親衛隊」が監修する同商品。「フライパン一つで本格ご当地の味」をコンセプトに発売し、市場の活性化を図る。担当者は「しょうゆにオイスターソースとホタテのうま味を利かせた甘めの餡(あん)が、海鮮系の具材と相性抜群の一品」と自信を見せる。
同社は2012(平成24)年から、即席麺・生麺・魚肉ハムソーセージ商品の製造を行う北海道工場と北海道地区限定商品の開発を行う研究部門と営業部門、冷蔵庫部門を小樽市に集約した北海道事業部を設置。2018(平成30)年3月には、同市とパートナーシップ協定を締結し、食育推進、観光復興、シティーセールスの推進などにおいて連携協力し、魅力的で持続可能性の高い地域社会を創造することを目指す。
同商品は、小売希望価格300円(税抜)。道内の量販店や小売店で販売している。