運河公園(小樽市色内3)や運河周辺(北浜橋~中央橋間)で8月24日・25日、「おたる運河マツリ」が開催される。持続可能な開発目標(SDGs、エスディージーズ)の取り組みの一環として、小樽青年会議所が主催。
小樽を代表するガラス工芸やオルゴールなどの民芸品の販売やフェアトレード店の出店、テントやキッチンカーでの飲食販売などを運河周辺で展開。市内の高校生が提案し働きかけた、スターバックスコーヒーの出店も実現する。観光を通じて持続可能な地域にするため、市民に小樽のシンボルである運河の利用方法を考える機会を創出する目的で同会議所が企画。観光都市小樽の発展と人口問題について市民と共に考えるイベントとして、幅広い世代が訪れ、楽しめる運河の創出を目指すという。
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で記載された2016年から2030年までの国際目標。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓い、日本としても積極的に取り組んでいる。
開催時間は10時~21時。入場無料。イルミネーションバルーンで運河を幻想的に演出する北運河ルネサンス(19時点灯)も同時開催する。