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小樽で「ガサエビダンス」考案-活性化目的、市民の健康づくりに貢献も

DVDとCDのジャケットには「がさ海老クン」

DVDとCDのジャケットには「がさ海老クン」

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 小樽の居酒屋「ばんちゃん」(小樽市新富町、TEL 0134-22-5639)の常連客を中心とした有志グループが「ガサエビダンス」を考案、市内のミュージシャンとダンサーの協力を得て、歌とダンスの振り付けも完成した。

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 「ガサエビ」とは甲殻類に属するシャコの別名。全国的に広く生息しているが、小樽産のシャコは個体が大きく、身のうま味が特徴とされる。春と秋に漁が行われ、すしや天ぷらとして食べられる。小樽ではシャコの「ガサガサ」と動く様子から「ガサエビ」と呼ばれ、親しまれている。

「ガサエビダンス」の曲となった「小樽生まれのがさ海老クン」は、小樽を盛り上げようとする同会の機運を受けて同店女性店主が作詞し、市内在住のミュージシャン・おがわとーるさんがその詞をもとに作曲。同会によりCD化されると機運はますます大きくなり、市内「ダンスうんどう塾」塾長・小林英夫さんが振り付けることになった。

 「ガサエビダンス」の誕生を受け、5月19日にウイングベイ小樽(築港)でダンスコンテストが開催される。個人や団体で参加でき、練習用DVDの無料配布や無料レッスンを予定している。「ダンスコンテストは順位などにこだわらず、子どもから高齢者までさまざまな方に参加して、楽しんでもらいたい。このダンスを通じて、健康づくりや小樽の活性化につながってほしい」と同会担当者。「ダンスの考案やイベントの開催など、本当に多くの方たちに協力いただいた。小樽の人の思いが込められているので、小樽以外の人にも知っていただければうれしい」とも。

 問い合わせは同店まで。

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