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小樽で猫と復興をテーマに写真展-田代島に生きる猫の姿を撮影

猫のありのままの姿を撮影した展示写真

猫のありのままの姿を撮影した展示写真

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 小樽の「あとりゑ・クレール」(小樽市梅ヶ枝町、TEL 0134-22-1354)で現在、田代島(宮城県石巻市)の猫をテーマにした写真家・田中良直さんの作品展が開かれている。

田中さんの絵はがきや写真集も販売している

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 東京在住の田中さんがこの1年間に同島で撮影した写真を中心に70点以上を展示する同展。ありのままのほのぼのとした猫の生活や復興半ばの島民と平穏を取り戻した猫たちが共存する姿などを伝える。田中さんは自身の愛猫が大病を患ったことをきっかけとして、真剣に写真に取り組み始めたという。「愛猫に向けていたまなざしを全ての猫たちに向け、猫たちが猫らしく生きている姿を写真に表現していく」をモットーに撮影を続けている。現在は「田代島にゃん博」事務局長を務めるなど、同島の復興も支援している。

 同島は仙台湾に位置し、漁業を中心とする有人島。島には大漁の守護神とされる猫神様が祭られる猫神社があり、島民は猫を大切にして共存しているという。

 「猫好きの方にはぜひ足を運んでいただきたい」と同アトリエオーナーの高橋明子さん。「喫茶室も用意しているので、猫好きの方との会話も楽しんでいただければ」とも。

 開催時間は11時~17時。入場無料。3月31日まで。

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