運河公園(小樽市色内3)で9月19日、「新たな魅力を見つけよう!北運河ルネサンス」が始まった。
小樽青年会議所が創立60周年記念事業として開催した同イベント。メーンイベントとなる「イルミネーションバルーン」は、市内では初めての取り組み。時間とともに色が変わるLEDライトが仕掛けられた、約300個の白い風船で彩られた北運河地区を一目見ようと、市民や観光客らが訪れた。
北運河地区は、1923(大正12)年に完成した港湾施設・小樽運河の一部。同運河は、埋立てを巡る論争の末に一部を埋立て、幅の半分が道路となったが、同地区は当初の幅40メートルままで、創設時の面影を現在に残しているとされる。
同イベントの開催期間は20日まで。「北運河散策ツアー」(無料)や、万華鏡やぽっくりなどを製作できる「手作りおもちゃ製作体験」、飲食ブースなども用意し、幅広い世代が楽しめるイベント構成となっている。
開催時間は13時~21時。入場無料。