小樽市内で2月8日、福祉除雪ボランティアが行われた。同事業は小樽市社会福祉協議会(TEL 0134-23-7847)による「除雪福祉サービス事業」の一環。
冬期間、除排雪が困難な世帯に対して、緊急時などの除排雪を実施して事故を未然に防ぎ、市民の日常生活の安全を確保することを目的とする同事業。
小樽市に拠点を置く西條産業(小樽市有幌町)は社員33人が参加。奥沢や入船など9カ所の除排雪を行った。同協議会からの依頼により参加し、同日が3回目。
「経営理念の一つである社会的共生と地域貢献の観点から、潮まつりや雪あかりなど地域のイベントに率先して参加しているが、『小樽に西條産業があってよかった』と言っていただけるような会社を目指してこれからも活動していきたい」と同社の飯岡浩司さん。「独居老人宅など除排雪が困難な世帯への除雪ボランティアの輪を広げるきっかけ作りになれば」とも。
同協議会は現在も除雪ボランティア募集している。登録受付期間は2月15日まで。ボランティア保険は同協議会が負担する。申し込み・問い合わせは同協議会まで。