市立小樽美術館・文学館そばの旧国鉄手宮線色内駅(小樽市色内1)で11月16日、「第1回国際レール走り大会(国際レ走)」が開催され、市内の小学生・山田鈴華さん(5年)が優勝を飾った。
レールの上を落ちないように走りタイムを競う「レール走り」競技の第1回となる同大会は男女8人が参加。2人1組で4組のレースが行われ、タイムで順位が決定された。優勝は第2組で走った山田さん。序盤から終始安定した走りを見せ、「世界新記録」となる12秒03の好タイムを残した。優勝賞品として、山田さんにDVD、フリーペーパー「たるぽん」9年分のバックナンバー、ウイスキーが贈られた。ウイスキーは応援に駆け付けた父親にプレゼントするという。
「一度も落ちることなく、走ることができてよかった。開会式の前に弟と練習に励んだのが勝因かも」と話す山田さん。「次は大会のレベルも上がると思うので、大会の前日くらいから練習し、また優勝を狙いたい」とも。
3位までの参加者にも賞品が贈られたほか、レース中のパフォーマンスが優秀な選手に贈られる「ベストオブおさる賞」の授与も行われ、市内に住む男性にバナナ1房が贈られた。