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小樽・奥沢水源地でライトアップイベント、幻想的な光景に市民らうっとり

幻想的な光景を楽しむ市民ら

幻想的な光景を楽しむ市民ら

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 小樽・奥沢水源地で8月31日、ライトアップイベント「奥沢水源地の新しい魅力『水と光のハーモニー』」が開催された。主催は小樽青年会議所。

実際にライトアップされた奥沢水源地

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 初めての取り組みとなった同施設の階段式「溢(いつ)流路」(水すだれ)と取水塔をライトアップした同イベント。光に照らされて水音を立てて流れる幻想的な光景に、訪れた市民らが見入った。

 同日は、かき氷や綿あめ、ヨーヨー釣りなどの無料縁日が提供されたほか、空き缶で作るカンテラ製作などのブースも設けられ、市民らを楽しませた。

 奥沢水源地は、1914(大正3)年に同市の水道行政とともに創設。2011年に創設時から稼働してきた奥沢ダムの堤体に陥没部分が見つかり、改修に数十億円以上の費用を要することや、同ダムを廃止しても必要となる給水量を他の水源で補えることから廃止が決定。同施設は、歴史的な遺産で四季の景観に恵まれた空間でもあるため、現在、「奥沢水源地保存・活用検討委員会」を設置し保存方法や活用方法を検討している。

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