小樽あんかけ焼そば親衛隊が現在、「小樽あんかけ焼そば　公式キャラクター」の名前を募集している。

　同キャラクターは、小樽に実在した「梅月」のウエートレスが現代の小樽にタイムスリップしたという設定。梅月とは、小樽中央ホテルの初代の中華料理長として8年間勤務した近藤章司氏が、1944（昭和19）年に開業した「割烹　梅月」を経て、1952（昭和32）年、小樽駅前静屋通りに創業した中華料理店。正式名称は「中華料理　梅月」。同店で提供されていた「五目あんかけ焼そば」が、現在の小樽各所の飲食店で提供されている「あんかけ焼そば」の原型とされる。

　小樽あんかけ焼そばは、原則的に小樽市内、または近隣の飲食店にて提供されている海鮮物の多い「五目あんかけ焼そば」を指す。提供具材の取り決めや提供方法などに一定のルールは設けず、その店のオリジナリティーを尊重しているのが特徴。

　募集締め切りは5月19日。応募方法は、小樽あんかけ焼そば親衛隊加盟店で申込用紙に記入、または郵送やメール、公式フェイスブックページなどで受け付けている。