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小樽で国際スポーツ雪かき選手権-地域の活力や交流促進を目指す

第1回大会の様子

第1回大会の様子

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 小樽の第3号ふ頭多目的広場(小樽市港町)で2月21日、「第2回 国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽 2015」が開催される。

国際色豊かな大会の様子

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 昨年に続き2回目となる同大会。「雪かき」は雪をスコップではねのける作業で、豪雪地帯では必要不可欠な作業。とりわけ、過疎と高齢化が進む地域では雪かきの担い手が不足し、落雪事故や生活路の遮断など深刻な社会問題となっている。このような現状を全国に知ってもらうと同時に、高齢化に伴い増加する除雪困難地域を救済するため雪かきにルールを策定し、チーム戦で雪かきのスピードと雪だるま製作数を競い合うスポーツ雪かきが考案された。

 競技は、雪かきができなくなった高齢者が住む住宅街を訪れ雪かきを行う「ボランティア雪かき」に始まり、チームで大きな雪の塊を砕いて移動する時間を競う競技(スノーショベリング・アンド・ムーブトライアル)と各チームが移動した雪を使って制限時間内に雪だるまを作り、その大きさと数を競う競技(スノーマンコンテスト)で構成。競技終了後には、閉会式や表彰式を含む懇親会を予定。

 同大会を公認する日本スポーツ雪かき連盟は、チーム力を磨き、勝敗を競うスポーツならではの楽しさと、参加者だけが得られる達成感や爽快感を与えると同時に、参加者同士、除雪困難地域の住民を巻き込んだ交流イベントを併催することで、共助による除雪問題解決への機運を高め、地域に活力を与えるスポーツ雪かきを全国で同じ悩みを持つ豪雪地帯に普及させることを目的としている。

 募集はチーム単位(1チーム4人~10人)で申し込み、先着25チームまでが出場可能。締め切りは1月26日。参加費は1人3,000円(イベント保険代、交流会飲食費、用具レンタル代含む)。主催は、小樽商工会議所青年部が中心となって結成された国際スポーツ雪かき連盟実行委員会。申し込み方法はホームページで確認できる。

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