「小樽 雪ひしおラーメン」が2月25日、「小樽市新技術及び新製品開発助成事業」の指定を受けた。
中小企業などが地域産業のために新技術や新製品を開発した際、同市が開発費の一部を助成金として交付する同事業。「小樽 雪ひしおラーメン」は兼正阿部製麺、田中酒造、小樽海洋水産、和弘食品の4社連携事業で、魚の生臭さを取り除く新製法で製造された新しいラーメン。北海道で水揚げされた新鮮な秋サケの身を原料にして開発した魚醤(ぎょしょう)「雪ひしお」を使った塩スープと北海道産小麦粉100%の細縮れ麺を合わせている。「通常の『魚だし』ラーメンとは違ったうま味と香りが特徴」という。
「雪ひしお」は北海道産魚醤の普及拡大を目的とした統一ブランド名。同商品のパッケージにあしらわれた「雪ひしおくん」は「雪ひしお」のPRと消費拡大を目的に誕生した。
価格は2食入りで630円。小樽市内の土産店などで扱っている。