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小樽で「車いすダンス」レッスン、地元サークルが主催、参加者ら楽しく汗流す

車いすダンスの練習の様子

車いすダンスの練習の様子

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 小樽市生涯学習プラザ・レピオ(小樽市富岡1)で11月9日、車いすダンスのレッスンが行われた。主催は車いすダンスサークル・クリスタルハーモニー(TEL 0134-32-1435)。

クリスタルハーモニーの大澤祐維さん

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 車いすダンスとは、車いすに乗る人(ウィルチェア・ドライバー)と立ち役(スタンディング・パートナー)がペアを組んで社交ダンス(ボールルームダンス)やレクリエーションとしてのダンスをするスポーツ競技。イギリスで約60年前に車いす同士で踊るデュオ方式で発足し、その後、ドイツのミュンヘン工科大学のゲートルート・クロムフォルツ教授が健常者と障がいを持った人が一緒に踊るコンビスタイルを考案し普及した。障がい者と健常者の境を外すノーマライゼーションの確立を目的とする。

 クリスタルハーモニーは2009年5月に発足。現在、ウィルチェアドライバー3人。スタンディング・パートナー4人が在籍し、日本車いすダンススポーツ連盟札幌支部支部長の千葉京子さんが指導している。同日は、計6人が参加し、2時間の練習に汗を流した。

 同競技に取り組んで5年になるという小池嘉司子さん(80歳)は「ずっとダンスをしたいと思っていたけれども、人工関節を入れて、もう無理だと諦めていた。そんな時、新聞で車いすダンスを知り挑戦した。本当に楽しい」と話す。母親の公子さんをスタンディング・パートナーとして参加している高橋恵さん(40歳)は「体が不自由になった時から、楽しいと思えることが減った。車いすダンスに出合い、音楽に合わせて踊ることが本当に楽しい」。幼稚園の時から車いすを使用している大澤祐維さん(中学3年)は「幼い時からダンスに興味があったけれども、自分には無理かなと思っていた。車いすダンスに出合い、自分も踊れるんだということが分かり、本当にうれしかった。以前は家にこもりがちだったけれども、今は人前にでるのが楽しくなって、学校も楽しくなった」とも。

 千葉さんは「車いすダンスはそれぞれの障がいや体の状況に合わせて取り組むことができる。リハビリテーション効果だけでなく、踊る楽しみも伝えながら、裾野を広げていきたい」と話している。

 同サークルは、第2・第4土曜の10時~12時、同施設でレッスンを行っている。見学自由。問い合わせは同サークルまで。

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