小樽で7月31日~8月3日、ジュニアダンススポーツ競技者を対象とした合宿が行われた。主催はダンスうんどう塾(小樽市有幌町)。
9年目を迎えた同合宿制度は、同競技者や指導者約30人が全国各地から小樽に集い、ダンス技術の向上はもとより、人格形成や人と人との連帯感を学ぶことを目的として開催。同競技に取り組む児童や学生(5歳~18歳)と同競技の指導者を志す大人が参加し、各種ダンスの技術やリズム、米国式・ロシア式のスタンダード・アンド・ラテンなどの講習を受講した。講師は同塾塾長の小林英夫さんのほか、欧州のラテン大会で活躍したイタリア人のベルデット・カルタットさんと仙台で同競技を指導するロシア人のユージン・エフゲニーさんが担当した。
「外国から来てもらった指導者に接し、子どもたちに世界で活躍したいという夢を持ってもらいたい」と小林さん。「ダンスを通して、語学や国際交流などにも興味を持ってもらえればうれしい」とも。
「小樽でダンスの指導をするのは2回目だが、日本の子どもたちの学習能力は素晴らしい。まだまだ技術やセンスを伸ばしていけると思う」とベルデットさん。「小樽はそんなに大きな街ではないが、素晴らしいものがたくさん凝縮された街。忙しいスケジュールだが、すしは食べて帰りたい」とも。
同塾は今後も、同合宿を小樽で開催していく予定。