暮らす・働く

小樽で児童ら「ふるさと」自然体験-草木染やすし作りに挑戦

ガイドの案内で小川を渡る児童

ガイドの案内で小川を渡る児童

  • 0

  •  

 おたる自然の村(小樽市天狗山1)で6月22日、「樽っ子チャレンジ!! 感動共有 ふるさと自然体験」が開催された。主催は小樽青年会議所。

サケをさばくすし職人と見学する児童たち

[広告]

 小樽で育つ子どもたちに自然環境を通して、故郷の素晴らしさを伝え、親子のコミュニケーションや郷土愛を促進することを目的とした同事業。児童と保護者合わせて約90人が参加し、自然体験・食文化体験・制作体験の各プログラムを楽しんだ。

 自然体験プログラムでは、ガイドの案内により天狗山を2キロほどトレッキング。小樽の自然や生息する動植物について説明を受けた。食文化体験プログラムでは、小樽を代表する食文化となったすし作りに挑戦。小樽のすし店・日本橋(稲穂1)のすし職人がサケのさばき方実演とすし作り講習を行い、児童たちは実際にエビやマグロなどをネタにすしを作り食べた。制作体験プログラムでは、Tシャツの草木染を行った。児童たちは染料でTシャツを染め、輪ゴムを使い模様を描いた。7月に開催される潮まつりで福島の児童たちと一緒に踊る計画があり、その児童たちのTシャツも一緒に制作した。

 同行事に参加した鈴木祐子さんは、長男の大輝くんと参加。「天狗山を歩くことはなかなかないので、貴重な体験となった。子どもたちにとっても、普段は家の中や近所で遊ぶことが多いので、本当に良い経験になった」と話した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース