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小樽の雪国生活や食を観光商品に 商店街と企業がタッグ

かまくらの様子

かまくらの様子

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 観光客を対象とした着地型ツアー「たる旅 ~大人の修学旅行~」が現在、小樽市内で実施されている。

おタテ料理

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 ツアーを実施しているのはアートクリエイト(小樽市港町、TEL 050-3775-7003)。地域の独自性を食や体験型の観光商品を提供することにより、コロナ禍により疲弊した同市の観光産業を盛り上げることを目的とする。

 現在、実施されているツアーは2つ。1月1日から始まった「かまくらジンギスカン」は、小樽堺町通り商店街「大正ガラスギャラリー蔵」(入船1)外部の空きスペースに作ったかまくら(=雪洞)でジンギスカンを提供する。観光などによる一時滞在者にも北海道の冬の文化を体験することができるようにと企画した。「GoToおタテモニターツアー」は、小樽のホテルで1泊し、「おタテ」としてブランド化を目指す小樽祝津産ホタテ料理などをモニターとして体験できる。

 同商店街事業推進マネジャーの坂口武さんは「小樽は、コロナ禍以前までは年間800万人の観光客数を数える観光地だった。コロナ禍の影響により2020年度は260万人まで落ち込み、大変厳しい状況。今後は、アフターコロナを見据えて小樽の観光を再興していくために、地域の独自性と魅力を全面に打ち出した着地型ツアーの創出と、『モノ』から『コト』への新たな体験を通じて、リピーターを獲得していく戦略が必要」と話す。

 現在、「GoToおタテモニターツアー」の参加者を募集している。実施日は1月22日、1月29日。参加は無料で、現地集合・現地解散。募集人数は各日5組10人。

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