小樽市内でテークアウトやデリバリーに対応する飲食店を紹介するウェブサイト「おたるdeテイクアウト」の掲載店が6月、100店を超えた。
同サイトは、小樽商工会議所がコロナ禍で売り上げ減少などに苦しむ飲食店を支援するために今年3月に開設し、掲載店舗40店でスタート。同会議所の会員だけでなく、非会員も無料で掲載できるのが特長で、ジャンル別やエリア別、宅配可能店ごとに掲載するなど、サイト利用者の使いやすさも工夫している。
5月には、北海道全域に緊急事態宣言が発令され、酒類を提供する飲食店に対して酒類の提供禁止と時短営業、休業の要請が出された。緊急事態宣言の延長により、6月20日まで同要請が続いている中、テークアウトのみの営業に切り替える店もあり、同会議所によると、利用者にとって「どの店がどのような形式で営業しているのか」を確認することにも役立っているという。
同会議所担当者は「皆さんにこのサイトを知って、見て、利用してもらい、お気に入りの店を見つけていただければ」と話す。
現在も登録店を募集している。