余市町で5月20日、ウニ漁が解禁になった。
解禁翌日の21日には、余市郡漁業協同水産物卸売市場(余市郡余市町港町)でウニの初競りがあり、仲買人などを通じて道内外に出荷された。
漁業や果樹栽培が盛んな余市町は、北海道の西部、積丹半島の東の付け根に位置し、身欠きにしんや薫製など各種の水産加工製品の製造やワイン・ウイスキーなどの醸造も盛ん。余市産ウニは地元の観光資源として期待が大きい。
柿崎商店(黒川町)鮮魚部では21日、漁師が塩水入りのカップに詰めた余市産ウニの販売が始まった。身がオレンジ色のエゾバフンウニ(ガゼ、ガンゼ、赤)と薄黄色のキタムラサキウニ(ノナ、白)の2種類が並び、訪れた買い物客を喜ばせた。
余市のウニ漁は8月31日まで。