小樽市内で2月16日、「しりべしコトリアードフェア」が始まった。
「しりべしコトリアード研究会」が企画し、2月1日の開催を予定していた同フェア。市内での新型コロナウイルス感染拡大に伴う2月15日までの休業要請により、16日からの開催となった。参加店も当初8店を予定していたが、各店の営業状況により5店(2月18日現在)で展開する。
「コトリアード」は旬の食材を凝縮した魚介のスープで、魚介類・野菜・果物・乳製品など食材の宝庫である仏ブルターニュ地方の郷土料理。魚のだし汁をベースにミルクやクリームで仕立てるのが特徴という。
期間中、参加店が後志の食材を生かしたオリジナルの「しりべしコトリアード」メニューを提供する。各店で同メニュー注文1食につき1つ押すスタンプを2つ以上集めた応募者を対象に、食事券や後志産食材などを抽選で進呈する。
「しりべしコトリアード」は、後志のレストランシェフ有志が中心となって開発したご当地メニュー。本家「コトリアード」をベースに、後志産の魚介類、野菜、果物、乳製品、ワインなど地元食材を使った「食べるスープ」料理。だし汁の作り方やスープの仕上げ方、添えられるビネグレットソースの材料などにルールを設け、同メニューの定着と知名度向上を目指す。
参加店は、オステリア・イル・ぴあっと・ヌォーボ(東雲町)、トラットリア コンフォルテーボレ(富岡1)、洋食屋マンジャーレTAKINAMI(色内2)、Beef&winebar 灯 LAMP(花園3)、ホテルノイシュロス小樽(祝津)。
2月28日まで。