小樽観光協会(小樽市港町)は1月10日、「小樽高校生フォトコンテスト」入賞作品を発表した。グランプリには、「坂道を登るバス」が選ばれた。
「わたしだけが知っている小樽のワンシーン」をテーマに開催した同コンテスト。市内在住・在学の高校生74人が206作品を応募した。
グランプリを獲得した同作品は、小樽明峰高校1年生の作品。「天狗山から続く直線の長い坂道と、遠方に望む海という構図で、立体感と奥行きを感じさせる作品。通学路のような印象もあり、日常感が伝わってくる。千秋通りのこの坂の風景は、小樽名物でもあると改めて感じさせる」という、審査コメントで評価された。
準グランプリは、北海道小樽水産高校1年生の作品で、「初めての夏」が受賞。コロナ禍で思うような高校生活をスタートできなかった学生の初めての夏を海で表現。「テーマを上手に表した作品。小樽の海で遊ぶのは小樽の高校生ならではの放課後。小樽の海で遊ぶ放課後のイメージ。コロナ禍で友達づくりもしづらい背景もあると思うが、そんな中での高校生活のみずみずしい思い出が表現。波の模様や海の透明さ、サイロや山の稜線など、小樽らしい景色もちりばめられている」という審査コメントで評価された。
そのほか、準グランプリ=「“成長”」(小樽明峰高校1年生)、「爽快」(北嶺高校(札幌)1年生)、審査員奨励賞=「大人の入り口」(北海道小樽未来創造高校1年生)、「 奥さん!活きのいいの入ったよっ!」(北海道小樽未来創造高校2年生)が選ばれた。
応募作品は全て、小樽観光協会のユーチューブ公式アカウントで、スライドショー形式で公開されている。